緊急! 今、靖国神社が大変です。

「靖国神社に代わる国立追悼施設」が造られようとしています

   日本の戦歿者追悼の中心施設は
           靖国神社です!

 11月18日、福田康夫官房長官の私的懇談会が、靖国神社に代わる国立の 無宗教で不戦の戦歿者追悼施設建設を決定しました。12月9日の懇談会では、 施設の詳細を検討した「報告書案」を議論し・決定し、12月24日に「最終 報告書」を福田長官に提出の予定。政府はこれを受け、平成15年度予算案 の予備費で、新施設設置のための調査を実施する方針とのことです。

(この問題の最新情報については日本会議本部のホームページをご覧下さい)
          日本会議
 http://www.nipponkaigi.org/


靖国神社  靖国神社には国の為に亡くなった方々が祀られています。そこには多くの 愛媛県出身の方々もいらっしゃいます。愛媛県本部のHPで紹介しています、 関行男海軍中佐をはじめ神風特攻隊の魁となった「五軍神」や、特殊潜航艇 の訓練基地があった瀬戸町の三机ゆかりの青年たち「九軍神」など比較的有 名で歴史上に名を遺した方々だけでなく、戦陣で散って逝った名もなき多く の人たちが平等に祀られています。そのご遺族は、戦後、時代の変遷に拘る ことなく、慰霊に靖国神社や護国神社へ参拝し続けて来たのです。また、地 方から靖国神社へは頻繁に参拝は出来ません。そこで身近な慰霊の場として 地域の慰霊碑や忠霊塔などを通じて、靖国神社に祀られている肉親、更に郷 土や地域の戦歿者の御霊を慰め、その遺徳や事績を子々孫々へ伝える営みを 絶やすことなく続けて来られたのです。

   数年前、愛媛県本部の会員になった遺族でもある、或るご婦人は「戦後、 生活に追われ靖国神社には行ったことがありませんでした。そしてようやく 娘の案内で初めて参拝させて頂きました。本当に涙が止まりませんでした。」 と、五十数年振りに念願が叶って靖国神社に参拝した感動を語りました。遺 族にとって靖国神社は魂の拠り所、故郷というべき場所なのです。

 戦後ずっと今日まで、戦歿者追悼の有り方が議論され続けてきました。ま た玉串料をめぐる裁判も愛媛で起こされ、平成9年には違憲判決が出され、 更に今年は靖国神社そのものが訴えられるという裁判が起こされるという由 々しき事態が生まれています。こうした影響は遺族の方々にとって最も身近 な地域の慰霊祭にも大きな影響を与えています。県内にも多くの慰霊碑が建 立されていますが、その中には慰霊祭が行われなくなくなり、継承の危機に 瀕しているものもあります。戦後、国が蔑ろにしてきた戦歿者の慰霊の影響 がこうしたところにも出てきています。その上に、靖国神社に代わる新たな 追悼施設が国の手により建設されれば、靖国神社に連なる各県や地域の戦歿 者追悼の施設である護国神社や地域の慰霊碑の継承がさらに危機に立たされ ることは必定です。戦歿者とその遺族、地域の人たちとの魂の交流する唯一 の場所が失われて行くことに繋がります。

 そこで、総理や福田長官に新たな追悼施設に反対する声を、靖国神社が日 本の戦歿者追悼の中心施設であるとの声を、電話やFAXで送って下さい。 県民や国民の力で靖国神社や護国神社を、そして地域の慰霊の灯を守り次の 世代に伝えて行こうではありませんか!

靖国神社を守り、護国神社や地域の慰霊の灯を守るために

新たな追悼施設建設阻止の声を、
     総理や福田長官に届けましょう!

【送 り 先】

 ●小泉純一郎首相
       首相官邸  電 話03−3581−0101
              FAX03−3581−3883

 ●福田康夫官房長官
     国会事務所  電 話03−3508−7181
               FAX03−3508−3611

      高崎事務所  電 話027−363−8878
               FAX027−363−7709


H14.11.20