「氷雪の門」松山で上映 11/6(土)〜11/21(日)
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今月6日から映画『氷雪の門』が松山市湊町3ー1−9の
松山シネマルナティックで上映が始まります。
電話089−933−9240
ご家族や友人知人などに鑑賞をぜひお薦め下さい。
特に、このことを全く知らない戦後世代に見て
いただくようご協力をお願いします。
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樺太をソ連が侵略した時の映画で、'74年製作されながら公開直前にソ連の圧力でお蔵入りしていた幻の名作。ソ連軍による占領が始まった第二次世界大戦末の樺太を舞台に命を投げ出し、電話交換手の任務を全うした9名の若い日本人女性たちの姿を描く。リアルな戦闘シーンは陸上自衛隊の全面協力のもと撮影。当時で5億円以上
かけて製作された樺太の史実を描く戦争超大作。
*料金等詳細は下記をご参照下さい。
http://www.minipara.com/shikoku-mini/theater/luna2/index.shtml
※毎週火曜は休館日
樺太1945年夏 氷雪の門<11/6(土)より11/21(日)まで>
11:20/17:00-19:00
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樺太1945年夏 氷雪の門 |

(C)「氷雪の門」上映委員会
関連画像 1 2
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作品情報 |
ジャンル:ドラマ
監督:村山三男
出演:二木てるみ/鳥居恵子/岡田可愛/藤田弓子/栗田ひろみ/木内みどり/北原早苗/若林豪/黒沢年男
原作:金子俊男
脚本:国弘威雄
撮影:西山東男
照明:野村隆三
美術:木村威夫
配給:太秦
1974年/日本/119分/カラー/DV
関連サイト:日本 |
ストーリー |
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1945年夏、太平洋戦争は既に終末を迎えようとしていたが、戦禍を浴びない樺太は、緊張の中にも平和な日々が続いていた。しかし、ソ連が突如として参戦、日本への進撃を開始した。北緯50度の防御線は瞬く間に突破され、ソ連軍は戦車を先頭に怒濤のごとく南下してきた。
戦禍を被った者たちは、長蛇の列をなして西海岸の真岡の町をめざした。真岡郵便局の交換嬢たちは、4班交代で勤務に就いていた。彼女たちに中には、原爆を浴びた広島に肉親を持つ者がいる。最前線の国境に恋人を送りだしたものがいる。戦火に追われて真岡をめざす姉を気づかう者がいる。刻々と迫るソ連軍の進攻と、急を告げる人々の電話における緊迫した会話を、胸の張り裂ける思いで聞き入るほかになすすべがなかった。
8月15日。全く突然に終戦の報がもたらせられた。敗戦国の婦女子がたどる暗い運命、生きられるかもしれないという希望、様々な思いが交錯する中で、樺太全土に婦女子の疎開命令が出た。一人、また一人と、交換嬢たちも引き揚げて行く。だが、その中には命令に従わず、"決死隊"としてその編成に参加し、交換手として職務を遂行しようと互いに励ましあい、責任を果たそうと心に誓う20名の乙女たちがいた。ソ連の進攻は依然として止むことなく、むしろ、激しさを増した。戦争は終わったのではないか?人々は驚愕し、混乱した。
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映画「氷雪の門」 6日から松山で公開 2010.11.4 03:48 (産経愛媛版)
旧ソ連の侵攻により、終戦時の樺太で起きた電話交換手の女性たちの悲劇を描く映画「樺太1945年夏 氷雪の門」が6日から、松山市湊町のシネマルナティックで公開される。21日まで。
昭和49年当時、総制作費5億円を超える壮大なスケールで製作された「氷雪の門」。樺太西海岸の真岡町の郵便局を舞台に、女性電話交換手9人が旧ソ連の進攻作戦の中、職場を離れず最後まで通信連絡に従事し、悲劇に巻き込まれた事実を描いた。映画の劇場公開時に旧ソ連大使館の抗議を受け、上映が中止に追い込まれた
とされる。
その後、平成16年に助監督を務めた新城卓氏がフィルムを発見したことを皮切りに、映画上映委員会が立ち上がり、フィルムをデジタル化。今夏から、全国で36年ぶりに劇場公開されている。午前11時20分、午後5時からの1日2回上映。火曜休館。問い合わせはシネマルナティック(電)089-933-9240。
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映画『氷雪の門』オフィシャルサイト
http://www.hyosetsu.com/
・劇場情報
http://hyosetsu.jugem.jp/?cid=2
映画館:シネマルナティックについて
http://www.minipara.com/shikoku-mini/theater/luna2/
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H22.11.6 |