「会長退任のご挨拶」    
中山紘治郎 前会長

日本会議愛媛県本部 前会長

中 山 紘 治 郎
 先の国会で、平和安全法制が成立した。不戦の誓いをより強固なものとする基盤がやっと整備された。戦後七十年、安倍総理は歴代自民党内閣がなしえなかった大改革を成し遂げた。曲学阿世の不逞(ふてい)の輩(やから)が喧伝(けんでん)する戦争法案ではない。戦争を抑止し、平和を守るための法整備である。日本はやっと同盟国と協調して、対等に国際社会の平和と安全に貢献できる大人の国になった。デフレからの脱却もしかり。安倍総理だからできた。そのアベノミクスもいよいよ第二ステージへ入る。次の参議院選挙では憲法改正が大きな争点となるであろう。私たちは、美しい日本を取り戻すため、安倍総理をしっかり支えていきたい。

 ところで私事で恐縮ですが、去る八月二十四日の運営委員会において、愛媛県本部会長退任の承認を頂いた。任期途中のことであり、また退任のご挨拶も遅くなり、会員の皆様方には何かとご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。
 ふりかえりますと、平成二十五年六月に就任以来、県下に十の支部を設置し会員の増大と財政基盤の拡充に努めてまいりました。憲法改正賛同署名数もお陰様で目標を大きく上回ることができました。そして教育の正常化にはひときわ力を注ぎ、このほど松山市において育鵬社の歴史教科書の採択が実現致しました。憲法改正はまだ道半ばではありますが、道筋は見えてきたと思っております。

竹田祥一 新会長 
新たに会長に就任された竹田祥一氏は、改めてご紹介するまでもなく、愛媛県議会と自民党愛媛県連の要職を長きにわたって担い、愛媛県の発展に多大な功績を残された偉大な政治家であります。教育問題をライフワークとされ、憲法改正問題についても高い識見と強い信念をお持ちです。これまで松山支部長として、美しい日本を取り戻す運動の中心的な役割を果たしてこられました。私は六月に上梓された『人の喜びのために政治家人生竹田祥一物語』を熟読し、敬愛の念を一層深め、会長をお任せするなら竹田氏しかいない、と強く思っておりました。運営委員会においても満場一致で竹田氏が推挙されました。

 会長の職は退きましたが、私自身これからも安倍総理を支え、美しい日本を取り戻すため微力ではありますが全力を尽くします。
 最後になりましたが、大役を担われる竹田祥一会長のご清栄と日本会議愛媛県本部のますますの発展を心より祈念致します。




前号



h27.10.20